![]() フェニルピロールとピリオン化合物の組み合わせ
专利摘要:
本発明は、改善された殺生物効果を提供する、フェニルピロールもしくはその塩とピリオン化合物の組み合わせに関する。さらに特に、本発明は相乗的殺生物効果を提供するためのそれぞれの比率において;1−ヒドロキシ−2−ピリジノン、シクロピロクス、シクロピロクスオラミン、ピロクトン、ピロクトンオラミン、リロピロクス、ピリオンジスルフィド、ピリチオンナトリウムおよびピリチオン亜鉛から選択されるピリオン化合物と一緒に、フルジオキソニル、フェンピクロニルもしくはピロールニトリンから選択されるフェニルピロールもしくはその塩の組み合わせを含んでなる組成物に関する。これらの組み合わせを含んでなる組成物は、細菌、真菌、酵母、藻類、ウイルスなどのような微生物の作用に起因する劣化からの作物、植物、果物、種子、木材、わらなどでできたもの、エンジニアリング材料、生物分解性物質および布地のような任意の生体もしくは非生体物質の保護に有用である。 公开号:JP2011511035A 申请号:JP2010545460 申请日:2009-02-05 公开日:2011-04-07 发明作者:ケンペン,トニ・マテイルド・ジヨゼフ;テイス,アンバー・ポーラ・マルセラ;バイルマン,ダニ・レオポルド・ジヨゼフイアン;バン・デル・フラー,マルク・アルトウール・ジヨゼフア;ボセラール,ジヤン・ピーター・ヘンドリク;ライトフ,ハンス・ベルンハルト 申请人:ジヤンセン・フアーマシユーチカ・ナームローゼ・フエンノートシヤツプJanssen Pharmaceutica Naamloze Vennootschap; IPC主号:A01N43-36
专利说明:
[0001] 本発明は、改善された殺生物効果を提供する、フェニルピロールもしくはその塩とピリオン化合物の組み合わせに関する。さらに特に、本発明は相乗的殺生物効果を提供するためのそれぞれの比率において;1−ヒドロキシ−2−ピリジノン、シクロピロクス、シクロピロクスオラミン、ピロクトン、ピロクトンオラミン、リロピロクス、ピリオンジスルフィド、ピリチオンナトリウムおよびピリチオン亜鉛から選択されるピリオン化合物と一緒に、フルジオキソニル、フェンピクロニルもしくはピロールニトリンから選択されるフェニルピロールまたはその塩の組み合わせを含んでなる組成物に関する。これらの組み合わせを含んでなる組成物は、細菌、真菌、酵母、藻類、ウイルスなどのような微生物の作用に起因する劣化からの作物、植物、果物、種子、木材、わらなどでできたもの、エンジニアリング材料、生物分解性物質および布地のような任意の生体もしくは非生体物質の保護に有用である。] 背景技術 [0002] 微生物は、例えばアルコール発酵、チーズの熟成、パンを焼くこと、ペニシリンの生産、排水の浄化、バイオガスの生産などのようなプロセスにおいて非常に有用であり、そして必須でさえある。しかしながら、微生物はまた;感染病を引き起こすことにより、有毒なもしくは発癌性の代謝物を生成することにより、そして有益な物質を攻撃するか、生産工程を妨げるか、もしくは製品の質の低下により有害であるかもしくは非常に危険でもあり得る。] [0003] 殺生物剤もしくは殺微生物剤は微生物を制御すること:すなわち、微生物を排除するか、殺すかもしくは抑制すること、または細菌、真菌、酵母および藻類のような微生物の成長もしくは増殖を減らすことができる幅広くそして多様な一群の化合物である。殺生物剤の重要な群は、殺菌剤(bactericides)および殺真菌剤(fungicides)である。細菌および真菌はどこにでも存在するので、それらの破壊活動(生物劣化)は基本的に避けられない。それにもかかわらず、関連部位で細菌もしくは真菌の増殖を防ぐ化合物の助けを借りて、それらを殺すかもしくはそれらの発生を抑制することにより、目的物を保護することができる。] [0004] 今回、フルジオキソニル、フェンピクロニルもしくはピロールニトリンから選択されるフェニルピロール(以下、成分Iと称する)と1−ヒドロキシ−2−ピリジノン、シクロピロクス、シクロピロクスオラミン、ピロクトン、ピロクトンオラミン、リロピロクス、ピリオンジスルフィド、ピリチオンナトリウムおよびピリチオン亜鉛から選択されるピリオン化合物(以下、成分IIと称する)の組み合わせが、微生物の制御に対する相乗効果を有することが見出された。] [0005] フルジオキソニル、成分(I−a)は、ボトリティス・シネレア(Botrytis cinerea)のような植物病原性真菌を制御するために農業用殺真菌剤として用いられる。それは化合物4−(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)−1H−ピロール−3−カルボニトリルの一般名であり、その化合物は式] [0006] ] [0007] により表される。] [0008] フェンピクロニル(I−b)およびピロールニトリン(I−c)は、それぞれ以下の構造を有する。] [0009] ] [0010] ヒドロキシピリドン(II)は以下の構造を有する:] [0011] ] [0012] ] [0013] 1−ヒドロキシ−2−ピリジノン、成分(II−a)およびピリチオン亜鉛(II−i)は、ふけ防止シャンプーにおいて使用することができる抗真菌剤である。] [0014] フルジオキソニル、フェンピクロニルもしくはピロールニトリンから選択されるフェニルピロール(I)はそれらの遊離塩基形態においてもしくは酸付加塩の形態において存在することができ、後者は適切な酸と塩基形態との反応により得られる。適切な酸は、例えば、ハロゲン化水素酸、すなわち、フッ化水素酸、塩酸、臭化水素酸およびヨウ化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸、ホスフィン酸などのような無機酸;もしくは例えば酢酸、プロパン酸、ヒドロキシ酢酸、2−ヒドロキシプロパン酸、2−オキソ−プロパン酸、エタン二酸、プロパン二酸、ブタン二酸、(Z)−2−ブテン二酸、(E)−2−ブテン−二酸、2−ヒドロキシブタン二酸、2,3−ジヒドロキシ−ブタン二酸、2−ヒドロキシ−1,2,3−プロパン−トリカルボン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、4−メチルベンゼンスルホン酸、シクロヘキサンスルファミン酸、2−ヒドロキシ安息香酸、4−アミノ−2−ヒドロキシ−安息香酸などのような有機酸を含んでなる。] [0015] 本発明の組成物は、細菌、真菌、酵母およびウイルスのような広範囲の微生物に対する殺生物活性を有する。細菌にはグラム陽性およびグラム陰性細菌が包含される。真菌には例えば木材退色真菌、木材破壊真菌および植物病原性真菌(phytophatogenic)が包含される。ウイルスにはHIV、SARSおよびトリインフルエンザが包含される。] [0016] 本発明の殺生物性組成物は、木材、木製品、皮製品、天然もしくは合成織物、繊維、不織布、工業用織物、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルなどのような可塑化物質および非可塑化熱可塑性物質、紙、壁紙、絶縁材、ラミネート、アミノ樹脂成形材料、塗料(paints)およびコーティング、布帛、床仕上げ剤、可塑化ポリマーのような合成繊維、ヘシアン、ロープおよび索具ならびに生物分解性物質の保護において有用であり、そして細 菌もしくは真菌による攻撃および破壊から該物質を保護する。本発明の組成物で保護することができる木材もしくは木製品として例えば木材、材木、鉄道の枕木、電柱、フェンス、木材カバー(wood coverings)、枝編み細工、窓およびドア、合板、パーティクルボード、ウェファーボード、チップボード、建具、船の甲板に用いる材料(decking)のような露出環境において地上で使用される木材および接地または淡水もしくは塩水環境、橋において使用される木材のような木製品、あるいは住宅建設、建設および大工仕事において一般に使用される木製品が考えられる。本発明の組成物での処理から利益を得ることができる木材以外の生物分解性物質として、綿のようなセルロース系材料が包含される。] [0017] 本発明の殺生物性組成物は、流体と接触するかもしくは流体輸送に関与するガスケット、パイプおよび管、食品輸送、加工もしくは製造において使用されるコンベヤーベルト、表面およびプラスチック部品のようないくつかの工業プロセス、ならびにカテーテル、ペースメーカー、インプラント、手術機材および滅菌布のような医療機器および装置のような医療活動における微生物汚染もしくは生物膜形成の防止において有用である。] [0018] 本発明の殺生物性組成物は、表面上での好ましくない細菌、真菌もしくは藻類増殖のような衛生的懸念、閉鎖水系におけるレジオネラ菌の存在、病院における院内感染、多剤耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の存在のような安全性の問題、ソックス、タオル、防護ユニフォーム、靴裏張りのような繊維におけるまたはフィルターもしくは床仕上げ剤におけるような臭気の問題の防止において有用である。本発明は、光スイッチおよびスイッチプレートのような電気装置;便座のような衛生陶器;ならびにドアの取っ手、手すり、赤ん坊のおむつ交換台、電話および最高レベルの衛生的保護が必要とされる他の最終使用アプリケーション(applications)の製造のためのような超衛生的ポリマーで被覆される領域もしくは品目を保護することも同様に可能である。] [0019] 本発明の殺生物性組成物は、表面上での細菌、真菌もしくは藻類増殖および考慮される物質にこれにより審美的問題を引き起こすことの防止において有用である。] [0020] 1つの態様において、本発明は木材、木製品および生物分解性物質上での微生物増殖を制御する方法に関し、それは木材、木製品、革製品、天然もしくは合成織物、繊維、不織布、工業用織物、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルなどのような可塑化物質および非可塑化熱可塑性物質、紙、壁紙、絶縁材、ラミネート、アミノ樹脂成形材料、塗料およびコーティング、布帛、床仕上げ剤、可塑化ポリマーのような合成繊維、ヘシアン、ロープおよび索具に、相乗的殺生物効果を提供するためのそれぞれの比率において成分(I)と成分(II)の組み合わせを含んでなる組成物の抗微生物的に有効な量を適用することを含んでなる。] [0021] 本発明の殺生物性組成物はまた、微生物からエンジニアリング材料を保護するためにも有用である。保護することが意図されるエンジニアリング材料は、のり、サイズ、塗料およびプラスチック製品、冷却潤滑剤、水性作動流体(hydraulic fluid)および微生物が感染するかもしくは分解し得る他の非生体物質であることができる。] [0022] 1つの態様において、本発明はエンジニアリング材料上での微生物増殖を制御する方法に関し、それは処理するエンジニアリング材料に、相乗的殺生物効果を提供するためのそれぞれの比率において成分(I)と成分(II)の組み合わせを含んでなる組成物の抗微生物的に有効な量を適用することを含んでなる。] [0023] 本発明の殺生物性組成物はまた、植物もしくは植物の部分、例えば、植物の果実、花(blossoms)、花(flowers)、葉、茎、根、切り取ったもの、塊茎、果実 および種子を保護するために用いることもできる。] [0024] 本発明の成分(I)と(II)の組み合わせを使用することができる多種多様な培養植物の例として、例えば穀草類、例えばコムギ、オオムギ、ライムギ、オートムギ、イネ、ソルガムなど;ビート、例えばテンサイおよび飼料用ビート;ナシ状果および核果ならびにベリー、例えばリンゴ、西洋ナシ、プラム、モモ、アーモンド、サクランボ、イチゴ、ラズベリーおよびブラックベリー;マメ科植物、例えばソラマメ、レンズマメ、エンドウマメ、ダイズ;油脂性植物、例えばナタネ、カラシナ、ケシ、オリーブ、ヒマワリ、ココナッツ、ヒマシ油植物、カカオ、ラッカセイ;ウリ科、例えばカボチャ、ガーキン、メロン、キュウリ、スカッシュ;繊維植物、例えば綿、亜麻、麻、黄麻;柑橘類果実、例えばオレンジ、レモン、グレープフルーツ、マンダリン;野菜、例えばホウレンソウ、レタス、アスパラガス、アブラナ科、例えばキャベツおよびカブ、ニンジン、タマネギ、トマト、ジャガイモ、唐辛子および甘唐辛子;月桂樹様植物、例えばアボガド、ニッケイ、クスノキ;またはトウモロコシ、タバコ、ナッツ、コーヒー、サトウキビ、茶、ブドウ、ホップ、バナナ、ゴム植物のような植物、ならびに観葉植物、例えば花、低木、落葉樹および常緑樹、例えば針葉樹を挙げることができる。培養植物のこの列挙は本発明を説明する目的で示され、そして本発明をそれに限定するためではない。] [0025] 1つの態様において、本発明は植物、植物の部分、果実および種子上での微生物増殖を制御する方法に関し、それは処理する植物、植物の部分、果実および種子に、相乗的殺生物効果を提供するためのそれぞれの比率において成分(I)と成分(II)の組み合わせを含んでなる組成物の抗微生物的に有効な量を適用することを含んでなる。] [0026] 成分(I)と成分(II)の組み合わせを含んでなる組成物における成分(I)と成分(II)の相対的比率は、有効成分として成分(I)のみもしくは成分(II)のみのいずれかを含む組成物と比較した場合に、相乗的殺生物効果をもたらす比率である。当業者により理解されるように、該相乗効果は、効果が測定される微生物の種類および処理する基質により、組成物における成分(I)と(II)の様々な比率内で得ることができる。本願の教示に基づいて、そのような組み合わせの相乗効果の決定は、実験1に記述されるような毒物プレートアッセイ(Poison Plate Assay)の方法に従って行うことができる。しかしながら、原則として、大部分の微生物について活性組成物における成分(I):成分(II)の量の適当な重量比は10:1〜1:10の範囲にあるべきであると言うことができる。特に、この範囲は4:1〜1:4、さらに特に3:1〜1:3もしくは2:1〜1:2である。本発明の組成物における成分(I):成分(II)の別の特定の比率は、成分(I)と成分(II)間で1:1の比率である。] [0027] 本発明の組成物における有効成分の各々の量は、相乗的殺生物効果が得られるようにである。特に、本発明のすぐに使える組成物は10〜50.000mg/lの範囲の成分(I)を含んでなると考えられる。成分(II)は、選択される成分(II)の比活性により10〜50.000mg/lもしくはmg/kgの間の量において存在する。] [0028] すぐに使える組成物における成分(I)および成分(II)の濃度はまた、これらの組成物が使用される特定の条件によっても決まる。例えば、葉の処理において溶液は葉の上に直接散布され、ここで、成分(I)の濃度は100mg〜250mg/lの間である。ジャガイモは、2リットルの溶液が1.000kgを処理するために使用されるように約7500mg/lの量において成分(I)を含んでなる組成物で処理される。種子の処理において使用される組成物は、100kgの種子が100ml〜200mlの溶液で処理されるように約50g/lの量において成分(I)を含んでなる。果実の収穫後処理において浸漬処理では250〜500mg/l、散布処理では500〜1.000mg/l、そしてワックス処理では1.000〜2.000mg/lの間の量において成分(I)を 含んでなる組成物が使用される。] [0029] 本発明の組成物は、相乗的殺生物効果を提供するためのそれぞれの比率における成分(I)と成分(II)の組み合わせとして、そしてさらに1つもしくはそれ以上の許容しうる担体を含んでなる。] [0030] これらの担体は、例えば該組成物を溶解するか、分散させるかもしくは拡散させることにより、処理する場所へのその適用/散布を容易にするために、そして/またはその抗真菌効果を損なわずにその保存、輸送もしくは取り扱いを容易にするために成分(I)と(II)の組成物が一緒に調合される任意の材料もしくは物質である。該許容しうる担体は、固体もしくは液体または超臨界流体と呼ばれる物理的状態を包含する液体を形成するように圧縮されている気体であることができ、すなわち、本発明の組成物は濃縮物、エマルジョン、乳化可能濃縮物、油混和性懸濁液濃縮物(oil miscible suspension concentrates)、油混和性液体、可溶性濃縮物、溶液、粒剤、粉剤、スプレー、エアロゾル、ペレットもしくは粉末として好適に使用することができる。] [0031] 多くの場合において、直接使用する殺生物性組成物は、例えば乳化可能濃縮物、懸濁液濃縮物もしくは可溶性濃縮物のような濃縮物を水性もしくは有機媒質で希釈して得ることができ、そのような濃縮物は本発明の定義において用いるような組成物という用語により含まれるものとする。そのような濃縮物は、使用直前にスプレータンクにおいてすぐに使える混合物に希釈することができる。好ましくは、本発明の組成物は約0.01〜95重量%の成分(I)と(II)の組み合わせを含有すべきである。より好ましくは、この範囲は0.1〜90重量%である。最も好ましくはこの範囲は、以下に詳細にさらに説明されるように、特定の適用目的のために選択される製剤のタイプにより、1〜80重量%である。] [0032] 乳化可能濃縮物は、水における希釈後にエマルジョンとして適用される、成分(I)と(II)の液状の均質な調合物である。懸濁液濃縮物は、使用前に水での希釈が意図される、流体における有効成分の安定な懸濁液である。可溶性濃縮物は、水における希釈後に有効成分の真正の溶液として適用される、液状の均質な製剤である。] [0033] 本発明の殺真菌性組成物はまた、例えば果実、特に柑橘類の果実のカバーもしくはコーティングとして使用するワックスとして調合することもできる。] [0034] 本発明の殺生物性組成物は、果実、特に柑橘類の果実の収穫後処理において有用であることができる。後者の場合、果実に液状製剤を散布するかまたは果実をそれに浸漬するかもしくはどぶ漬けし(drenched)、あるいは果実をワックス状組成物で被覆することができる。後者のワックス状組成物は、適当なワックスと懸濁液濃縮物を完全に混合することにより都合よく製造される。散布、浸漬もしくはどぶ漬け(drench)用途のための製剤は、水性媒質で例えば乳化可能濃縮物、懸濁液濃縮物もしくは水溶性液剤(soluble liquid)のような濃縮物を希釈して製造することができる。大部分の場合においてそのような濃縮物は有効成分、分散剤もしくは懸濁剤(界面活性剤)、増粘剤、少量の有機溶媒、湿潤剤、場合によりいくらかの不凍剤、および水からなる。] [0035] 本発明の殺生物性組成物はまた、種子を真菌から保護するために用いることもできる。その趣旨で本発明の殺真菌性組成物を種子上に被覆することができ、この場合、種子粒に有効成分の液状組成物を連続してどぶ漬けするかもしくはそれらを前もって組み合わせた組成物で被覆する。組成物はまた、例えば回転ディスク噴霧器を用いて種子上に散布するかもしくは噴霧することもできる。] [0036] 成分(I)と(II)の組み合わせは、好ましくは、保護する物質への同時投与を保証するために両方の該成分が密接に混合される組成物の形態において適用される。成分(I)と(II)の両方の投与もしくは適用はまた「逐次的な組み合わせた」投与もしくは適用であることもでき、すなわち、成分(I)および1つもしくはそれ以上の成分(II)は、処理する場所でそれらが必ず一緒に混じり合うように同じ場所において交互に(alternatively)もしくは逐次的に投与されるかもしくは適用される。すなわち、逐次投与もしくは適用が短期間内に、例えば24時間未満、好ましくは12時間未満内に行われる場合にこれは達成される。木材防腐の場合、木材は通常は個々の適用間で乾燥させる必要があり、従って、逐次適用間の期間は、最初の処理に使用した溶媒が蒸発しそして/もしくは木材が殺真菌製剤の適用に適当な木材水分含量に再び到達するまで数週まで拡張され得る。この代替法は、例えば、有効成分(I)を含んでなる調合物を詰めた少なくとも1つの容器および有効成分(II)を含んでなる調合物を詰めた少なくとも1つの容器を含んでなる適当な単一パッケージを用いることにより実施することができる。従って、本発明にはまた、同時もしくは逐次使用のための組み合わせとして: (a)成分(I)(すなわち、フルジオキソニル)を含んでなる組成物および (b)1−ヒドロキシ−2−ピリジノン、シクロピロクス、シクロピロクスオラミン、ピロクトン、ピロクトンオラミン、リロピロクス、ピリオンジスルフィド、ピリチオンナトリウムおよびピリチオン亜鉛から選択されるピリオン化合物を成分(II)として含んでなる組成物 を含有する製品も包含され、ここで、該組成物(a)および(b)は相乗的殺生物効果を提供するためのそれぞれの比率においてである。そのような製品は別個の容器を含んでなる適当なパッケージからなることができ、ここで、各容器は、好ましくは調合された形態において、成分(I)もしくは成分(II)を含んでなる。そのような調合された形態は、一般に、両方の有効成分を含有する調合物について記述したのと同じ組成物を有する。] [0037] 本発明の組成物において使用する適切な担体および添加剤は固体もしくは液体であることができ、そして例えば天然もしくは再生ミネラル物質(mineral substances)、溶媒、分散剤、界面活性剤、湿潤剤、接着剤、増粘剤、結合剤、肥料もしくは不凍剤のような、製剤の当該技術分野において既知である適当な物質に対応する。] [0038] 上記の成分(I)および(II)の両方に加えて、本発明の組成物は他の有効成分、例えば他の殺微生物剤、特に殺真菌剤、ならびに殺虫剤、ダニ駆除剤、殺線虫剤、除草剤、植物生長調節剤および肥料をさらに含んでなることができる。] [0039] 成分(I)および(II)は非改変形態においてもしくは好ましくは調合物の当該技術分野において通常用いられる添加剤と一緒に使用される。従って、それらは当該技術分野で既知の方法に従って乳化可能濃縮物、直接散布可能なもしくは希釈可能な溶液、希薄エマルジョン、湿潤可能粉体、水溶性粉体、粉剤、粒剤、ならびに例えばポリマー物質におけるカプセル封入剤に調合される。組成物の性質によって、散布、噴霧、散粉、分散もしくは注入のような適用の方法は、意図される目的および一般的な状況に従って選択される。] [0040] 調合物、すなわち、有効成分および必要に応じて固形もしくは液状添加剤を含んでなる組成物、製剤もしくは混合物は既知の方法において、例えば有効成分を増量剤、例えば溶媒、固形担体および必要に応じて表面活性化合物(界面活性剤)と均質に混合しそして/もしくは粉砕することにより製造される。] [0041] 適当な溶媒は芳香族炭化水素、好ましくは8〜12個の炭素原子を含有する留分、例えばジメチルベンゼン混合物もしくは置換されたナフタレン、フタル酸ジブチルもしくはフ タル酸ジオクチルのようなフタル酸エステル、シクロヘキサンもしくはパラフィンのような脂肪族もしくは脂環式炭化水素、エタノール、エチレングリコール、エチレングリコールモノメチルもしくはモノエチルエーテルのようなアルコールおよびグリコールならびにそれらのエーテルおよびエステル、シクロヘキサノンのようなケトン、N−メチル−2−ピロリドン、ジメチルスルホキシドもしくはジメチルホルムアミドのような強極性溶媒、ならびに植物油もしくはエポキシ化植物油、例えばエポキシ化ココナッツ油もしくはダイズ油;または水である。] [0042] 例えば粉剤および分散性粉末(dispersible powders)に使用する固形担体は、通常、方解石、滑石、カオリン、モンモリロナイトもしくはアタパルジャイトのような天然鉱物充填剤である。物理的性質を改善するために高分散ケイ酸もしくは高分散吸収性ポリマーを加えることもまた可能である。適当な粒状吸収性担体は多孔性タイプのもの、例えば軽石、粉砕レンガ、海泡石もしくはベントナイトであり;そして適当な非吸着性担体は方解石もしくは砂のような物質である。さらに、無機性もしくは有機性の多数の予備粒状化物質、例えば、特にドロマイトもしくは粉砕植物残留物を用いることができる。] [0043] 本発明の組成物において用いられる適当な表面活性化合物は、優れた乳化、分散および湿潤特性を有する非イオン、陽イオンおよび/もしくは陰イオン界面活性剤である。「界面活性剤」という用語はまた、界面活性剤の混合物を含んでなるとしても理解される。] [0044] 本発明の組成物において使用する適切な担体および添加剤は固体もしくは液体であることができ、そして例えば天然もしくは再生ミネラル物質、溶媒、分散剤、界面活性剤、湿潤剤、接着剤、増粘剤、結合剤、肥料、不凍剤、防虫剤、着色添加物、防蝕剤、撥水剤、乾燥剤、UV安定剤および他の有効成分のような、植物もしくはそれらの部位を処理するための、または植物生成物を処理するための、特に木材を処理するための調合物を製造するために当該技術分野において既知である適当な物質に対応する。] [0045] 適当な陰イオン界面活性剤は、水溶性石鹸および水溶性合成表面活性化合物の両方であることができる。] [0046] 適当な石鹸は、高級脂肪酸(C10〜C22)の、または例えばココナッツ油もしくは獣脂油から得ることができる天然脂肪酸混合物の、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩または非置換のもしくは置換されたアンモニウム塩(例えば、オレイン酸もしくはステアリン酸のナトリウムもしくはカリウム塩)である。さらに、脂肪酸メチルタウリン塩を挙げることもできる。] [0047] しかしながら、より頻繁には、いわゆる合成界面活性剤、特に脂肪族(fatty)スルホネート、脂肪族サルフェート、スルホン化ベンズイミダゾール誘導体もしくはアルキルアリールスルホネートが用いられる。脂肪族スルホネートもしくはサルフェートは、通常、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩または非置換のもしくは置換されたアンモニウム塩の形態であり、そして8〜22個の炭素原子を有するアルキル基を含有し、該アルキルはまたアシル基由来の基も含んでなる、例えば、リグノスルホン酸の、硫酸ドデシルのもしくは天然脂肪酸から得られる脂肪族アルコールサルフェートの混合物のナトリウムもしくはカルシウム塩。これらの化合物はまた、脂肪族アルコール/エチレンオキシド付加物の硫酸エステルおよびスルホン酸の塩も含んでなる。スルホン化ベンズイミダゾール誘導体は、好ましくは2個のスルホン酸基および8〜22個の炭素原子を含有する1個の脂肪酸基を含有する。アルキルアリールスルホネートの例は、ドデシルベンゼンスルホン酸、ジブチルナフタレン−スルホン酸の、もしくはナフタレン−スルホン酸/ホルムアルデヒド縮合生成物のナトリウム、カルシウムもしくはトリエタノールアミン塩である。また 適当であるのは対応するホスフェート、例えば4〜14モルのエチレンオキシドとp−ノニルフェノールの付加物のリン酸エステルの塩、もしくはリン脂質である。] [0048] 非イオン界面活性剤は、好ましくは、脂肪族もしくは脂環式アルコール、または飽和もしくは不飽和脂肪酸およびアルキルフェノールのポリグリコールエーテル誘導体であり、該誘導体は3〜10個のグリコールエーテル基および(脂肪族)炭化水素部分における8〜20個の炭素原子およびアルキルフェノールのアルキル部分における6〜18個の炭素原子を含有する。] [0049] さらに適当な非イオン界面活性剤は、ポリプロピレングリコール、エチレンジアミノポリプロピレングリコール(アルキル鎖に1〜10個の炭素原子を含有する)とポリエチレンオキシドとの水溶性付加物であり、これらの付加物は20〜250個のエチレングリコールエーテル基および10〜100個のプロピレングリコールエーテル基を含有する。これらの化合物は、通常、プロピレングリコール単位当たり1〜5個のエチレングリコール単位を含有する。] [0050] 非イオン界面活性剤の代表例は、ノニルフェノールポリエトキシエタノール、ヒマシ油ポリグリコールエーテル、ポリプロピレン/ポリエチレンオキシド付加物、トリブチルフェノキシポリエトキシエタノール、ポリエチレングリコールおよびオクチルフェノキシポリエトキシエタノールである。三オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタンのような、ポリエチレンソルビタンの脂肪酸エステルもまた、適当な非イオン界面活性剤である。] [0051] 適用を改善しそして有効成分の用量を減らすために有用な特に都合のよい添加剤は、例えば、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセリン、ホスファチジルグリセリン、リゾレシチンもしくはカルジオリピンのようなセファリンもしくはレシチンタイプの天然(動物もしくは植物)もしくは合成リン脂質である。そのようなリン脂質は動物もしくは植物細胞から、特に脳、心臓もしくは肝臓組織、卵黄またはダイズから得ることができる。適切なそのようなリン脂質は、例えば、ホスファチジルコリン混合物である。合成リン脂質は、例えば、ジオクタニルホスファチジルコリンおよびジパルミトイルホスファチジルコリンである。] [0052] 実験部分 実験1:毒物プレートアッセイ 成分(I)の名称: −フルジオキソニル(I−a) −フェンピクロニル(I−b) −ピロールニトリン(I−c) 成分(II)の名称: −1−ヒドロキシ−2−ピリジノン(II−a) −シクロピロクス(II−b) −シクロピロクスオラミン(II−c) −ピロクトン(II−d) −ピロクトンオラミン(II−e) −リロピロクス(II−f) −ピリオンジスルフィド(II−g) −ピリチオンナトリウム(II−h) −ピリチオン亜鉛(II−i)] [0053] 試験モデル: 真菌:24ウェルマイクロタイタープレートの各ウェルに、用量系列の濃度の1つにおいて試験化合物の適切な組み合わせを含有する1000μlの富栄養培地(ジャガイモデキストロースアガー、PDA:1リットルの脱イオン水中4gのジャガイモインフュージョン、20gのバクトデキストロースおよび15gのバクトアガー)もしくは貧栄養培地(グルコースアガー、GA:1リットルの脱イオン水中10gのグルコース、1.5gのK2HPO4、2gのKH2PO4、1gの(NH4)2SO4、0.5gのMgSO4および12.5gの寒天)を加える。胞子/菌糸体懸濁液(10μl)もしくは活発に増殖するコロニーの縁からの寒天の小片を加えることにより栄養培地に試験真菌を接種し、そして70%の相対湿度で27℃で暗所下でインキュベーションする。真菌の増殖を2週後に評価する。 より富栄養の培地上では真菌によりその作用機序が部分的に回避され得る、フルジオキソニルのような化合物における活性を検出する可能性を増すために、真菌用の代わりのより貧栄養の培地として、PDA(ジャガイモデキストロースアガー)の代わりにいくつかの実験においてグルコースアガーを使用した(Copping,L.and Hewitt,G.(1998)“Chemistry and mode of action of crop protection agents.”The Royal Society of Chemistry,Cambridge.145pp.)。 細菌:24ウェルマイクロタイタープレートの各ウェルに、用量系列の濃度の1つにおいて試験化合物を含有する1000μLのトリプトースアガー(TA、1リットルの脱イオン水中20gのバクトトリプトースアガー、5gの塩化ナトリウム、1gのバクトデキストロースおよび15gの寒天)を加える。トリプトース培地(寒天を含まない)における試験細菌の活発に増殖する液体培養物の10μlを加えることにより栄養培地に接種し、そして70%の相対湿度で27℃で暗所下でインキュベーションする。増殖を5日後に評価する。] [0054] 濃度:単一化合物のMIC値は、以前のスクリーニング実験から収集した。これらのMIC値は、最も適当な試験用量範囲を決定することにおいて指針として使用した。 ビスピリチオンでの相乗効果実験: 25.00−18.75−14.06−10.55−7.91−5.93−4.45−3.34−2.50−1.88−1.41−1.06ppm ピリチオンナトリウムでの相乗効果実験: 10.00−7.50−5.63−4.22−3.16−2.37−1.78−1.33−1.00−0.75−0.56−0.42ppm] [0055] 試験組み合わせ: %製品A + %製品B 100 + 0 80 + 20 66 + 33 50 + 50 33 + 66 20 + 80 0 + 100] [0056] 試験種: 細菌: スタヒロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)(g+) LMG 8064 真菌: ケトミウム・グロボサム(Chaetomium globosum)ATCC6205 コリオルス・ベルシコロル(Coriolus versicolor) CTB863A フミコラ・グリセア(Humicola grisea) MG28 ウロクラジウム・アトルム(Ulocladium atrum)IMI214699a] [0057] MIC値(全有効成分ppm単位の最小阻害濃度)を記載し、そしてKull et al.(Kull,F.C.,P.C.Eismann,H.D.Sylvestrowicz,and R.L.Mayer(1961)“Mixtures of quaternary ammonium compoundsand long−chain fatty acids as antifungal agents”Applied Microbiology 9:538−541;またZwart Voorspuij,A.J.,and C.A.G.Nass(1957)“Some aspects of the notions additivity,synergism and antagonism in the simultaneous activity of two antibacterial agents in vitro”Arch.intern.Pharmacodynamie 109:211−228;Steinberg,D.C.(2000)“Measuring synergy”cosmetics & Toiletries 115(11):59−62;およびLada,A.,A.N.Petrocci,H.A.Green,and J.J.Merianos(1977)“Antimicrobial composition”米国特許4061750,3pp.も参照)により記述される相乗効果指数法を用いて相乗効果を計算した:] [0058] ] [0059] ここで: ・QAは終点をもたらした、単独で作用する、ppm単位の化合物Aの濃度であり(例えばMIC)、 ・Qaは終点をもたらした、混合物における、ppm単位の化合物Aの濃度であり(例えばMIC)、 ・QBは終点をもたらした、単独で作用する、ppm単位の化合物Bの濃度であり(例えばMIC)、 ・Qbは終点をもたらした、混合物における、ppm単位の化合物Bの濃度である(例えばMIC)。] [0060] 相乗効果指数が1.0より大きい場合、拮抗作用が示される。SIが1.0に等しい場合、相加作用が示される。SIが1.0未満である場合、相乗効果が示される。] [0061] ] [0062] ]
权利要求:
請求項1 成分(I)と成分(II)が相乗的殺生物効果を提供するためのそれぞれの比率においてである;成分(I)としてフルジオキソニル、フェンピクロニルもしくはピロールニトリンから選択されるフェニルピロールおよび成分(II)として1−ヒドロキシ−2−ピリジノン、シクロピロクス、シクロピロクスオラミン、ピロクトン、ピロクトンオラミン、リロピロクス、ピリオンジスルフィド、ピリチオンナトリウムおよびピリチオン亜鉛から選択されるピリオン化合物の組み合わせを含んでなる組成物。 請求項2 成分(I)がフルジオキソニルである請求項1に記載の組成物。 請求項3 成分(II)がピリオンジスルフィドである請求項2に記載の組成物。 請求項4 成分(II)がピリチオンナトリウムである請求項2に記載の組成物。 請求項5 成分(I):成分(II)の重量比が10:1〜1:10の間である請求項1〜4に記載の組成物。 請求項6 成分(I):成分(II)の重量比が4:1〜1:4の間である請求項5に記載の組成物。 請求項7 成分(I):成分(II)の重量比が2:1〜1:2の間である請求項6に記載の組成物。 請求項8 成分(I)の量が10〜50.000mg/lの範囲にあり、そして成分(II)の量が10〜50.000mg/lの範囲にある請求項1〜7のいずれかに記載の組成物。 請求項9 処理する木材、木製品および生物分解性物質に請求項1〜8のいずれかに記載の組成物の抗微生物的に有効な量を適用することを含んでなる、木材、木製品および生物分解性物質上での微生物増殖を制御する方法。 請求項10 処理するエンジニアリング材料に請求項1〜8のいずれかに記載の組成物の抗微生物的に有効な量を適用することを含んでなる、エンジニアリング材料上での微生物増殖を制御する方法。 請求項11 成分(I)および1つもしくはそれ以上の成分(II)を他と密接に混合することを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の相乗的組成物を製造する方法。 請求項12 同時もしくは逐次使用のための組み合わせとして、(a)成分(I)、フルジオキソニルを含んでなる組成物;および(b)1−ヒドロキシ−2−ピリジノン、シクロピロクス、シクロピロクスオラミン、ピロクトン、ピロクトンオラミン、リロピロクス、ピリオンジスルフィド、ピリチオンナトリウムおよびピリチオン亜鉛から選択されるピリオン化合物を成分(II)として含んでなる組成物を含有し、該組成物(a)および(b)が相乗的殺生物効果を提供するための、それぞれの比率である、製品。
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